萌えビジネス本
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら 」
表紙に惹かれて買ってしまった
ってのはまあ事実なんだけど。話題になっててマネジメントに興味があったんで読んでみた。
ちょっと前にQ&Aのサイトにてこんな質問を見ていて
・小学一年生の女の子から先日ついに「どうして勉強しなきゃいけないの?」という問いを投げかけられました。
http://q.hatena.ne.jp/1124539258
http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20070121/1169414343
うっすらと自分ならなんて答えるかなーって考えてたんだけど
僕としては「選択肢を増やすために勉強したほうがよい」ってことを
説明すると思う。まず、子供に興味のあるものなんか聞いてさ、そのためには
何が必要かを話してさ、っていうとそれなりに納得してくれるんじゃないかな
って思って考えてた。
何をするにも、知識って必要だからね。
知識ってのは深く広く持つことで、やっと生きてきて自分で取捨選択できるように
なるんだと思って自分は勉強してます。
最近ネットがあれば本なんて必要ないってのをちらほら見かけるけど
同じ著者の主張が200ページ以上読むなんてネットにはあまりなくて
最後まで読むとそれなりに著者の主張が伝わってくるので
やっぱり読書はしたほうがいいと思う。
んで、今日買った萌え本は女子高生の読書感想文みたいなもんで
読書の有効性が書いてある本だなって思った。
本を読み、知識をつけることにより何ができるかということが書いてある。
あとはマネジメントの重要性とか。
途中まで読んだんだけど、まんまと出版社の思惑にはめられて
題名にもあるドラッカーのマネジメントが読みたくなってしまった。
読み終わったら買ってくる。
感想などを
マネジメントの概念は
会社に限らず、様々な組織に適応できるものだそうだ。
家族、彼氏彼女、学校、合コン、スポーツとか
まあ、人が集まって何かするものすべてかな。
マネジメントを行うために
・マーケティングをする。
・組織目的を明確にする。
・顧客を定める
・人員のモチベーションをあげる施策を練る。
ということが必要で、この本の例には
団体:高校の野球部
目的:人々に感動を与える。
顧客:高校野球に携わる人すべて(野球で感動を与えられる人)、
観戦に来てくれる人、親、学校の人、部員。
マーケティング:各担当に必要な事柄を調べる。
部員の長所を引き出すために、個別面談を行う。
モチベーションをあげる:役割を明確化して責任を与える。
正しく報酬を与えることを示す。
という例を挙げてマネジメントが読み解かれていく。
ドラッカーのマネジメントに従えば、組織はよくなる事を
小説として例を挙げて書かれていた。
自分みたいな出来の悪くてあまり働かない人間は
マネジメントがうまく行われていないってことだよなー
と自分を正当化したくなりました。
また、後輩が働かないとか従業員が働かないとか
そういうことがあれば、自分のマネジメントがよくないと
思うべきなのかと。
この本は、マネジメントに書かれていることを一部引用しながら
高校野球に当てはめているので、この本を読むだけでは
ドラッカーのマネジメントを理解できないと思った。
なぜなら、マネジメントを読まなければどの部分を引用して
応用すればよいかわからないから。
なんで、気が向いたらマネジメントを買ってこようかな。
最後の2章(6章、7章)はオチ的な話の感動話、蛇足っぽいけど
個人的には好きだった。